41歳の女性です。
左膝裏側に痛みが出ています(軽く腫れて膝曲げがつらい)。
じつは7年前からたまに痛みがあり、その当時にも整形外科や市民病院でみてもらいましたが、解決しませんでした。水がたまってるかも…と何回か抜かれましたが「ゆっくりしていて落ち付くなら、このままにしておけばいい」という感じで終わりました。ですが、そんなにはゆっくりする事もできず生活に支障があります。
ずっと悩んでますが、これは仕方ないんでしょうか?

7年前からお痛みや水が溜まるとの事なので、一度MRI撮影などで精密検査をお受けいただくほうがよろしいかも知れません。MRI画像では、レントゲンでは分からない半月板や軟骨の損傷状態も分かるので、ご相談者さまのお痛みの原因とその後に必要な適した治療のご提案が可能となります。

「水が溜まる」とはどういう状態か?
膝関節は関節包という袋で覆われていて、内側には「滑膜」という組織があります。
袋の中は滑膜から分泌される関節液で満たされていますが、その量は通常1~3mL程度です。しかし、滑膜が炎症を起こすと、関節液の量は20〜30mLにまで増加します。「水が溜まる」とは、このような状態を指します。

膝に水が溜まる原因は炎症
水が溜まる直接的な原因は関節液の多量分泌であり、それは滑膜の炎症によってもたらされます。
ではなぜ滑膜に炎症が起こるかですが、それは関節液の質の変化が関係します。
スポーツなどで無理な負荷をかけると、膝の中の軟骨は損傷を受けます。また、40代以降では日常生活の動作でも小さな損傷が繰り返されるようになり、ダメージが蓄積していきます。その結果、少しずつ軟骨や半月板といったと組織が摩耗し、削り取られます。こうしたかけらが関節液の中を漂い、滑膜を刺激します。


炎症を抑えれば、水抜きはクセにならない
「膝の水を抜くとクセになるから抜かない方が良いのでは?」というご質問をいただくことがありますが、それは正しくありません。水を抜くからクセになるのではなく、炎症が続いているからクセになってしまうのです。
大切なのは炎症しっかり抑えることです。
逆に水を抜かずに放置することは、炎症を長引かせる要因になりえます。膝に溜まる関節液の中には炎症を引き起こす物質(サイトカイン)が含まれているからです。
繰り返し水が溜まるということなので、まずは炎症を鎮めることを念頭に治療されるのが良いと考えます。
そのためには、まずは損傷部位を正しく把握し、そこにきちんと炎症抑制のアプローチすることが大切です。


膝の損傷状況を正しく把握することが解決への第一歩
当院の診察では、お膝のMRI画像をもとに専門医が詳しい状態を分かり安くお伝えした上で、生活スタイルなども考慮した形で治療のご提案をさせていただきます。
診断にMRIを用いるのは、関節内の骨以外の組織(軟骨、靭帯、半月板など)の状態を把握できるからです。問題点を明らかにした上で、的確な治療を試みます。

▼参考までに実際の患者様のMRI画像と医師による解説をご覧ください。
こちらは膝の裏側に水が溜まる「ベーカー嚢腫」の症例です。


当院には以下のような理由からご相談にいらっしゃる患者さまもたくさんいらっしゃいます。

・安静にと言われたけれどそういうわけにもいかない
・手術を勧められたけれど仕事を長期間休んだり続けられなくなるのは困る


もし変形性膝関節症だった場合、そのままにしているとどんどん進行してしまい、末期になると人工関節の手術しか治療法がなくなってしまうこともあります。そうならないためにも、早期にきちんとお膝の状態を診て、適した治療を受けることが大切です。
長引く膝の痛みにお悩みの方は、
はじめての来院予約よりお問い合わせの上、お気軽にご来院ください。

情報提供医師

尾辻 正樹 医師(横浜ひざ関節症クリニック 院長)

日本整形外科学会認定専門医

尾辻医師の詳しいプロフィール

まずはお気軽にご相談ください。

【ひざの痛み専門】
無料でんわ相談・来院予約

0120013712

電話受付時間
9:00〜18:00

キーワード検索

カテゴリー別

【ひざの痛み専門】
無料でんわ相談・来院予約
お電話でのお問い合わせ

  • 0120-013-712
  • 9:00〜18:00 受付
    [年中無休/完全予約制]
    電話受付時間 9:00〜18:00(年中無休/完全予約制)

当院の受診を
はじめて検討される方へ